Windowsのソフトウェアの設定の保存方法はレジストリとiniファイルがあります。 X-Finderはiniファイルに保存しています。iniファイルになっているのはX-Finder 1から使用している「Shell Component Library」がiniファイルに設定を保存する仕様だった為だったりします。
iniファイルの64KB以上記録できない問題は回避していますが、iniファイルの性格上、起動時に読み込み、終了時に保存という形にしていますので、大量のデータをリアルタイムに保存するという用途には向いていません。
そんな訳でフォルダ設定を自動的に保存等といった事は難しいです。USBディスクでの持ち運んで使用する事などを考えると今更レジストリにする訳にも…。フォルダ毎に別のファイルに保存する方法もありますが、できれば設定はシンプルにしたいし…。
そこで、X-Finderの対処法としては手動でまとめて設定することで設定をダイエットするという形になります。手引書のフォルダ設定でワイルドカードを使ったサンプルが多いのはこういう訳があるのでした。
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